まさかと思ってたコミックノ−ラ(学研)の休刊説が本当のこととなり、同誌掲載中の武林の連載マンガ「とっておきMAXION」は、やむなく中断ということになりました。
このことが、担当氏から告げられたのは4月の末でした。まぁ、こういう時5,6,7月分と3号分の掲載スペ−スがあるのだから、それなりのオチとか、せめて第一部完とかいった形にするべきなのかもしれませんが、実は武林の作画ペ−スが、もうこの時点で6月売り分までを入稿済みだったもので、どうにも形を整えるという事が無理で、ああいういかにも「以下次号」的なラストにせざるをえませんでした。そして(暫定の)最終話は、残念ながら予定を大幅に変更して、本来なら第三部の後で描くつもりだった「梅ちゃんの番外編」を載せることにしました。(サイドストーリーででも、終りのある話をもっていきたかったんで。)
世の中ってやつは、ほんとにどうも思い通りにいかないもので、そういえばこれって先の「西川口大学楽園倶楽部」(コミックガイズ・やっぱし学研)の時と、全く同じ幕引きなんですよね(苦笑)。そして武林としては、またオリジナルものの最終回が描けない...という、嫌なジンクスをひきずってしまったってわけです(大苦笑)。話の風呂敷を広げるだけ広げておいて、包む事が出来ないのは、非常に歯がゆく、また申し訳ない気持でいっぱいです。
冗談などではなく、いままでの武林のオリジもの連載は、「ヴァリアント(前作)」(現在進行中の同名作品とは別モノ)(コミックサ〜ガ・英知出版)、「ラ−ズ・グリ−ズ」(コミックガイア・青心社)と「西川口〜」「とっておき〜」全部が全部、途中で掲載誌の休刊という理由で、ひとつも完結していないんです。
特に「西川口〜」「とっておき〜」の2本に関しては、そこそこの御好評を得ることができ、そして何よりも自身がノって描くことができていたものですから、かえすがえすも残念でなりません。
「西川口〜」のプレゼンがこれ以上できないと知ったとき(つまりガイズの休刊を告げられたとき)、かなりの精神的ダメ−ジを負いながらも、「しゃあない、またべつの面白いもん、創っちゃるかぁ!」とカラ元気でひらきなおりもしたんですけど、「また今回もかよぉ...」と、連続でこういう目にあうと、正直言って思いっきりへこんでしまいます。
なにが辛いって、連載でプレゼンしているネタが途中で途切れてしまう...いや、読者も続きを読みたいでしょう。編集者だって続きを世に出してくれたいはず。そしてなにより...
俺だって続きを描きたいんだよぉぉっ!!
出版社、会社レベルでの事は俺にはわかりません。なんか大変なことがあって、大変な決断をしたんでしょう。そしてそれは単なる一駆け出し作家なんかでは、どうしようも出来ないことなんですよね。
わかってます。
ええ...ええ、そんなこたぁ十分わかっちゃいるんです。
...と、まあ、ここから先は、何書いても「単なる愚痴」と「自分をかばう言い訳」だけになってしまいそうなんで(え?もうすでにそ〜なってるって?...ははは...まぁまぁ。)
今は正直に、これだけです。
愛読者の方々、ありがとうございました。
それと、かえすがえす、ごめんなさい。
でもね。冒頭で言っているように、武林としてはあくまで「中断」です。
「西川口〜」に対して、何か動きがありそうなのと同様に、いつか機会を探して、ちゃんとしたラストまで描くつもりです。
(’98/7.末...武林武士.記)
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