「放課後アドベンチャ−・ヴァリアント」
(少年エ−ス連載中)よもやま話【1】


97年春、エ−スにおいての前作「闘神伝」の終了が見えたときから、
その評価がエディタ−・サイドのボ−ダ−をなんとかクリアしてたというようで、
次作を何かオリジナルで.....というオファ−が、武林側の考えと一致していました。
以前から角川での仕事はつづいていたんですが、(マルカツSFC誌、アルバ−トオデッセイ〜)
単行本にして7冊分、すべてがゲ−ムをもとにしたマンガだったもんで、
(学研ではすでに何本かありましたが)角川での初オリジナル作品ということに、
少々の緊張とともにがぜんやる気が燃え上がったのをおぼえています。

当時、「闘神伝」のほうは、ラストまでほとんどもうプロット的のものは出きあがっていたので、
97年夏はエ−スのネ−ム期間の大部分を、新作のアイディアねるために費やすことになりました。
とはいっても、武林のタイムスケジュ−ルはエ−ス1話に2週間だったので、
「闘神伝」のコンテと作画にあてる日をさっぴくと、新作づくりは1ヶ月に2日
とれるかとれないか程度だったんですけどね。
そんな様子でしたから、「闘神伝」のラスト3〜4話をやってる際、
「闘神伝3まで描いてくれ」ってファンレタ−が数多くよせられたとき、
嬉しいんだけど申し訳ないような、ちょっと複雑な気分を感じていました。

9月に最終話を描き終えた時は、正直、2年半ぶり(これ本当!)にオフをとりたいって
欲望が脳髄まで支配してしまい、パスポ−ト取ったり、友人誘ったり...
してしまいましたが、幸か不幸か不況の年の9月のウィ−クデ−に何日も暇してる
大人なんて一人もいるはずが無いんですね。(笑)結局我が仕事がアウトサイダ−
なんだんぁと実感し、自分一人でオフはまっても何の面白みもないんで、
空ろなオフよりは...と、新作のプロット並びに1話目のネ−ムのプロトタイプ作りに
精を出すことにしました。(やや空しい)

とりあえずこの時点では、98春に巻頭カラ−付きでやや多めのペ−ジで
スタ−ト出来るよう、ってことだけはほぼ決まっていたので、5ヶ月でやりゃあ
いいんだと結構余裕ぶっこいていました。しかしことマンガにかけては大真面目で
律義な武林(大笑)ですから、年内にも序章(4〜5話分)くらいは話作っておこうと。
またあんまり暇してると、またエ−ス・ノ−ラ同時進行が始まったとき血を見るから、
あくせくペ−スは適度に保っておこうと(それでも余裕で)考えていました。

そ〜れが「まさに大どんでん返し」をくらうとは....。 【2】へつづく